お通じをタバコに頼らないように
便秘解消法としてタバコを吸うということを聞いたことがあります。
タバコを吸う人は心当たりがあるでしょうか??
最近どこに出かけても禁煙席と喫煙席に分かれていたり、
ランチタイムは禁煙となっていますよね。
公共の施設では完全に禁煙となっているのが常識の時代で
“分煙”という言葉まで誕生しました。
タバコの健康被害も大きく取り上げられ、
価格もどんどん上がっているので禁煙する人が増えているように思います。
タバコを吸わない人にとっては煙や臭いはとても不快ですから、
以前よりは快適な場所が増えたのではないでしょうか。
タバコと便秘解消法には何か科学的な根拠があるのでしょうか?
実は本当にタバコを吸うとニコチンによって
胃腸が刺激され、排便を催しやすいと言われてます。
実際、タバコをもってトイレに入る人ってよくいますよね。
タバコを吸いながらの方が排便がしやすいので、
ついつい習慣になってしまうようです。
便秘の人からすれば、タバコを吸うだけでお腹がゴロゴロするなんて、
うらやましい話かもしれませんね。
だからと言って、便秘解消法としてタバコを吸ってみようかなぁ、
なんて人はあまりいないはず。
薬や食品でもないのに、吸うだけで胃腸を刺激するパワーがあるなんて、
ニコチンは本当に恐ろしい成分だと思いませんか。
若い女性の中には時々ダイエットのために
タバコを吸っているという人もいます。
便秘解消法だけでなく、口寂しさを紛らわすためでもあるようですが、
健康やお肌にとても悪いですし、たとえ便秘やダイエットに効果があったとしても、リスクは高いと言えます。
タバコは百害あって一利なし、ガンや動脈硬化、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、
呼吸器系疾患などのリスクが非常に高まるほか、
歯周病や老化の促進、肌のくすみや脱毛の原因にもなるのです。
タバコを吸わなくても、便秘解消法はほかにもたくさんあります。
禁煙し食生活を見直すことで、健康的になれることは
誰にでもわかることですよね。
タバコをやめ、お通じも良くなった健やかな自分をイメージし、
自分にあった便秘解消法と禁煙に挑戦してみませんか。